当地域にあっては、少子高齢化がどんどん進行し歯止めがかからず、 5年先、10年先の集落を考えるとき、明るい絵が描けず強い危機感を覚えています。
この危機感を皆で共有し、今こそふるさとに「愛着」と「誇り」、そして「夢」 を持つことが極めて大切です。
あきらめから脱却し、出来ることからみんなで何かをしよう という声が囁かれるようになり、集落内で再三協議の結果、平成20年度に「大原うぶやの里活性化推進協議会」を立ち上げました。
平成21年度からは、3年間の京都府の事業「ふるさと共援活動支援事業」を導入し、 当集落と10年来の交流がありました佛教大学文学部の八木 透教授と共援組織を設立することとなりました。 共援組織では、外部の方々の支援・協力を得ながら、ふるさとの魅力再発見、集落再生に向けて取り組みを進めているところです。
より多くの方々が当集落の魅力に興味をもって頂くことを願っております。
2011年度共援組織役員会
平成22年度の活動報告と平成23年度の活動計画について、行政(京都府中丹広域振興会、福知山市農林商工部)、八木透教授、大原うぶやの里活性化協議会による三者役員会を2011年2月17日開催しました。
平成21年に始まった「京都府ふるさと共援活動支援事業」によるこの組織の活動も来年度は最終年となることから、過去2年間の活動を基に来年度以降の方向性について話し合いを行いました。
三ノ宮地域との交流会
京都府唯一の鍾乳洞で京都の自然200選でもある「質志鍾乳洞」を有する三ノ宮地域との交流会を2011年3月24日開催しました。
質志集落(京丹波町)と大原集落とは「質志鍾乳洞に放った鶏が大原神社下の”お釜さん”に現れた」との”鶏伝説”で昔から極めて近い関係にありながら 行政上は中丹局管内と南丹局管内であることから余り交流が行われていませんでした。しかし、同じ国道173号線沿であることから相互の地域資源を活用して共に地域づくりを図ろうと、 京都府中丹広域振興局、京丹波町役場、三ノ宮地域振興会、質志鍾乳洞公園協力会、京都府南丹広域振興局、福知山市、大原うぶやの里活性化共援組織から総勢27名が集まりました。 今後は、双方が連携して広報活動やイベント活動を行うことが確認されました。